【連鎖的に起こる惨劇】福岡の事故で犠牲になった夫婦 残された小2の一人娘に知人ら涙……
出典:朝日新聞デジタル
■【連鎖的に起こる惨劇】福岡の事故で犠牲になった夫婦 残された小2の一人娘に知人ら涙……
原三信病院(福岡市博多区)にタクシーが突っ込んだ事故から一夜明けた4日、
3人を知る人たちは「気の毒すぎる」「悔やみきれない」と涙ながらに人柄をしのびました。
■今回の事件に巻き込まれた方
・花田盛幸さん(44)、美佐代さん(44)夫妻。
・車いすを操って快活に行動していた男性。
が惨劇に巻き込まれました。
■仲がよかった花田さん夫婦
犠牲となった花田さん夫婦には小学校2年生の一人娘がおり、
夫の盛幸さんは病気を患い入院し、退院後は家事や娘の育児をし、
妻の美佐代さんが会社勤めをしていたという。
近所の方には仲むつまじく外出する姿がしばしば見かけられていました。
■夫婦の知り合いは
●娘同士が同級生という母親(38)は、
近所のスーパーなどで花田さん一家とたびたび会っており
その都度「元気にあいさつしてきてくれた姿を思い出す。こんなことになって残念」
と涙を浮かべながら話していました。
●犠牲となった夫妻と同じマンションに住む看護師の女性(48)も、
「盛幸さんが高齢者のごみ出しを手伝う姿を見たことがあった」
「夫婦とも温厚で、よく3人そろって出かけていた」
と夫婦を思い返しながら語りました。
●妻の美佐代さんが勤務していた医薬品メーカーで同僚だった男性(48)は
仕事仲間からの連絡で事故を知り、
4日夕、病院に献花に訪れた時、
「仕事ぶりはとても真面目で、優秀だった」
「明るくて非常にはきはきしたムードメーカー的な存在。亡くなったのが信じられない」
とくやしさをにじませていました。